
がんの予防

予防・治療・再発防止・抗がん剤副作用の緩和
CAUSE
がんの発生要因については現在様々な説があり、がんの多くは、予防可能な生活習慣や環境要因を原因とする「生活習慣病」であり、年齢とともにリスクが高まることが知られています。飲酒、喫煙、食事などの生活習慣に加え、重金属などの発がん性物質や、微生物(細菌、ウイルス、寄生虫など)の存在も関わっています。がんを防ぐには、これらの悪い影響を あたえるものを体内に取り入れないこと、そしてしっかりと排出することが重要です。
がんを予防したい、すでに治療中のがんの進行を遅らせたい、抗がん剤の副作用を軽減したいという方に対して、当院では
に取り組んでいます。
がんと高濃度ビタミンC点滴療法
「ビタミンC」とは栄養素としての一般的な呼び名であって、化学名を「アスコルビン酸」といいます。これを一度に12.5gから100gほど点滴して、血中濃度を3.5~4.0mg/mlまで上げてがん細胞を叩くというのが、高濃度ビタミンC点滴療法で一般的に行われる治療法です。ビタミンCは人体が作り出すことが出来ない物質なので体内に蓄えておくことができず、水に溶ける性質があるのでどれだけ注入しても尿と一緒に排出されます。なので、がん細胞に効くだけの濃度を保つには、2~3日おきの点滴が必要とされています。経口(口から摂取する場合)だと、3~4g飲むだけで下痢を起こす人もいるのと、消化器官を通過する間にどんどん酸化し、小腸においても吸収する能力に限界があるので、点滴による投与が効果的であると考えます。

カッピング(瀉血療法)
25歳を過ぎると骨、筋肉、血管、神経は著しく成長がとまりそれ以降に食べたものは、汚血として体内に住み込んでいる。という考え方があります。 これは老化、癌化、心臓発作、脳梗塞の基になるのです。血液の滞りを緩和することにより、民間療法ではしばしば、「血液の汚れが万病の元」という表現を用いますが、漢方医学では血液の停滞を「お血」と呼び、二次的病理生産物と定義しています。つまり「病気の元」にもなりますが、病気が慢性化すると病因(病を発生させた元々の原因)のいかんにかかわらず「お血=血液の滞り状態」が発生すると考えるのです。この場合「お血」を取り除かないと、病因の改善をしても効果が出にくいとされています。

温熱療法
バレルスチーム(漢方樽サウナ)
8種類の生薬と貴重な雲南紅豆杉を煎じた薬草ミストサウナの仕様となっています。樽の内側からでる遠赤外線効果で身体を芯から温めて免疫力をあげ、新陳代謝を活発にすることで不要な老廃物を体外に出す効果があります。

温熱療法とは
ヒトの細胞は42.5(43)℃以上に温度が上がると急速に死んでしまうので、体温が41℃以上に上がることはないのです。そこで、温熱療法はこの原理を利用して、“がん”細胞の温度だけを選択的に上昇させて、“がん”を死滅させてしまおうと考案された 治療法です。
しかし、“がん”細胞の周囲にある正常な細胞も温められて死んでしまうのではないかと危惧される方も多いかと思います。 どうして正常な細胞は死なないのでしょうか。じつは正常組織では、がん組織と同じようには温められても、血管が拡張して血液がいっぱい流れることによって、血液が車のラジエーターのように熱を運び去ってくれるのです。ところが、“がん”組織の中にある血管は温められても拡張することができないので、ラジエーターの壊れた車のようにオーバーヒートしてしまい、“がん” 細胞だけが温められ死んでいくのです。
“がん”細胞を42.5℃以上に温めることは容易なことではありません。では、“がん”細胞を42.5℃以上に温めることが できないと温熱療法は全く効果がないのでしょうか。いいえ、決してそんなことはありません。42.5℃以上にならなくても温熱は様々な効果を“がん”細胞にもたらすことが知られています。放射線や抗癌剤の効果を高めたり、最近では免疫力を高めることも報告されています。