
グルタチオン点滴
グルタチオンは私たちの体内にある、(グルタミン酸、システイン、グリシン)
3つのアミノ酸が結合したペプチドという化合物でヒトの体内には広く分布しています。
グルタチオンは胃腸ではほとんど体内に吸収されないため、点滴で投与するのが一般的です。
強力な抗酸化物質で、脳や身体を様々な有害物質から守り細胞のサビつきを防ぐ働きがあります。
グルタチオン点滴 効果
1.抗酸化作用によるアンチエイジング
・疲労回復(慢性疲労、ストレス過多な方)
・肝機能改善
(アルコールや肝炎ウイルスによる慢性疾患)
・自己免疫力の安定化
2.解毒作用
日常で知らない間に体内に侵入してしまう微量の有害ミネラルは、肝臓や腎臓の働きを衰えさせ、頭痛や疲労、ストレスなどを引き起こします。グルタチオンは肝臓に運ばれてきた毒物を包み込んで尿中へ排泄させて解毒します。
肝臓は腎臓とともに解毒作用を司る大切な臓器ですが、この働きの中心となっているのがグルタチオンです。この解毒代謝を活発にするためにも、肝臓のグルタチオン濃度を下げないようにすることが大切です。
3.抗アレルギー作用の改善
アレルギー
(喘息、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、花粉症)
4.美白効果
紫外線を受けると、皮膚は細胞を守るためにメラノサイトを刺激してメラニン色素を作り出します。
メラニン色素の生成が排出よりも過剰になり、ターンオーバーのサイクルが乱れてメラニン色素の
排出が滞ると、大量のメラニン色素が皮膚に留まり沈着してシミができてしまいます。
グルタチオンは「メラニンを作らせない作用」と「メラニンを黒くしない作用」の2つの作用で美白に導きます。
グルタチオンは強力な抗酸化作用によって紫外線による活性酸素の発生を抑え、メラニンの過剰生成によるシミの
発生を抑えます。さらに、メラニンの生成過程においてメラニン合成を阻害して、色の濃いユーメラニンを
作らせないようにするとともに、色の薄いフェオメラニンに変化させると考えられます。
5.パーキンソン病
手足の振戦、筋硬直、動作緩慢、姿勢異常、
歩行障害、うつ症状の改善