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アトピー性皮膚炎・乾癬
免疫機能の異常による慢性的な皮膚疾患
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、皮膚の防御能力が十分に働かなくなったことで生じる皮膚疾患です。脂肪膜が少なくなったり、皮膚の水分量が少なくなり、湿疹やかゆみを伴います。一旦発症すると慢性化してしまうことも少なくなく、良くなったり悪くなったり繰り返す患者さんが多くみられます。
CAUSE 原因
原因は非常に多岐にわたります。
環境(ダニ・ハウスダスト・カビ・ペットの毛など)
洗剤や整髪料、精神的なストレスなど、ひとつだけでなく
複数の要因が絡み合っていることが一般的です。
そのため、これだけを取り除けば治る。とはなかなかいきません。
更に遺伝子的な要素も関係するため非常に難しいのが現状です。
アトピー性皮膚炎の患者さんは、基本的に身体が冷えている方が多いため
血液の巡りが悪く、滞りがちであることが見受けられます。
乾癬
乾癬は慢性的な皮膚疾患です。典型的な症状は皮膚に赤く盛り上がった紅斑(こうはん)が発生し、その上を銀白色の鱗屑(りんせつ)がかさぶたのように覆います。
鱗屑は次第にフケのようにポロポロと剥がれ落ち、これを落屑(らくせつ)といいます。乾癬には幾つかの種類がありますが、患者さんの90%は尋常性乾癬です。
CAUSE 原因
乾癬の発症原因は今のところ明確になっていませんが、原因の一つとして遺伝的な要因と様々な環境要因が加わって発症すると考えられています。遺伝的な要因とはその人が
生まれ持った体質です。家族からの遺伝での感染の発症率は、欧米では20~40%程度、
日本では4〜5%程度と言われています。
環境要因には、感染症をはじめ、薬剤の使用、気候条件。ストレス、睡眠不足
偏った食事など外的な因子と、
糖尿病や高脂血症、肥満などの内的因子があります。
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